35周年記念行事・年次総会の御礼(H31.3.9)
去る3月9日、八坂神社常磐新殿にて『京都・祗園祭ボランティア21創立35周年記念式典・祝賀会』を執り行いました。
式典に先立ち、役員・スタッフ一同にて八坂神社本殿へ正式参拝を行い、35周年を無事に迎えさせていただいた御礼を奉告させていただき、御祓いを受けました。
午後5時半より、船鉾保存会囃子方様のオープニング演奏により開幕し、文化庁より松坂局長様、京都府より山内副知事様、京都市より門川市長様、祇園祭山鉾連合会より岸本理事長様、そして八坂神社森宮司様より、暖かいご祝辞を賜りました。
今回は船鉾保存会囃子方の皆様にもご協力いただき、祇園囃子で使われる楽器についても非常に詳しくご紹介いただくとともに、お囃子の体験企画もあり、非常に興味深く聞かせていただきました。
当日は、山鉾連合会の役員様、山鉾町内の皆様、そして加盟団体・協力団体の皆様方等々、大勢の皆様のご参加をいただき、また、過分な御心遣いに感謝します。おかげさまをもちまして、盛大な記念式典・祝賀会となりましたこと、一同心より御礼申し上げます。
最後になりましたが、遅くまでお手伝いいただきましたスタッフの皆様、ありがとうございました。
今後とも、当会へのご支援ご協力の程、どうぞよろしくお願いします。
京都・祇園祭ボランティア21 一同
京都・祇園祭ボランティア21
第7代会長(H30年・H31年) 西 川 知 孝
【会長就任のご挨拶 H30.2.23】
本年度より、会長をさせていただくことになりました、西川知孝です。
この「京都・祇園祭ボランティア21」も、今年で35周年を迎える事が出来ました。これもご支援を頂きました八坂神社様、山鉾連合会様、各御町内様を始め、加盟団体や諸先輩方、参加者全ての方のおかげだと思っております、本当に有難う御座いました。
さて、千年以上の歴史を誇る祇園祭ですが、長い時間の流れで考えると今年はその中の一年です。しかし今年の祇園祭は今年しかなくもう二度と戻ってきません。その重みや歴史そして責任を感じていただき、今年も事故・怪我なく無事にご奉仕していただければ幸いに思います。
ご奉仕にあたり「参加して良かった、楽しかった」だけでは無く、学校や会社でなかなか学ぶ事が出来ない世代間を超えた連帯感や一体感そして達成感を感じられるのがお祭りの良い所だと思います。昨今は敬遠しがちな近所付き合い、町内会また地元行事など、地域の為や人の為また社会の一員としてこの貴重な経験を活かし今後の人生のお役にたてて頂ければ幸いに思います。
結びにあたりまして皆様の益々のご健勝・ご活躍をお祈りして、今年もこれからも京都・祇園祭ボランティア21をよろしくお願い致します。
平成30年2月吉日 京都・祇園祭ボランティア21 第7代会長 西 川 知 孝
(平成30年2月23日、平成30年度総会において会長に選任されました。)
公益財団法人 祇園祭山鉾連合会
理事長 岸 本 吉 博 様
「京都・祇園祭ボランティア21」が創設されて以来、この夏で33回目の山鉾巡行へのご奉仕を頂くことになっております。長い年月の間に、貴会の皆様方も(公財)祇園祭山鉾連合会と各山鉾町も当たり前のように「例年通り」と云うことで、脈々とこの事業は続けられてきたのだと考えられます。
しかし、この間、のべ1万7千人に近い方々のお力が注がれてきたということで、この実績は大変な成果であり、尊いことであります。この様に多くの人々のご奉仕の心があって初めて千有余年の歴史が継承されている訳で、各々の時代で少しずつ形を変えて引継がれていることに歴史の重みと祭りに携わる者としての責任を痛切に感じます。
京都の夏は蒸し暑く、ある時は強烈な日差しの中を、ある時は風雨の中を黙々と続けて頂いていることに、又、そのボランティアを後押しして頂いている企業の方々の広いお心に、心からの感謝と敬意を表したいと思います。
(平成27年12月、岸本吉博様が祇園祭山鉾連合会理事長に就任されました。)
京都・祇園祭ボランティア21
第6代会長(H28年・H29年) 中 井 敬 二
【新年のご挨拶 H30年1月】
新年あけましておめでとうございます。
本年も変わりませず、「京都・祇園祭ボランティア21」の活動にご協力賜りますこと心よりお願い申し上げます。
本年は、前祭は7月17日、後祭24日ともに火曜日と平日の巡行となります。
日本のすべての人々の平安を祈る祭としての祇園祭に、改めて私達がご奉仕できることの栄誉を心に刻み込みたいと思います。時には、雨の中、また炎天下の中でも山鉾連合会・山鉾町の皆様は、八坂神社祭礼の大きな役割となる山鉾巡行を粛々と巡行されています。それは、祇園祭山鉾巡行に付する多くの人達の願いを成就できますことへのご努力以外にはありません。私達、「京都・祇園祭ボランティア21」に関わる全ての人達が、小さいけれどその一助になればと改めて思います。
今年は「京都・祇園祭ボランティア21」が、昭和59年に祇園祭山鉾巡行にご奉仕させていただき35年目の節目の年になります。係る人達も少しずつ新しい若い世代が運営に関わっていただくようになりました。
山鉾巡行にご奉仕させていただいて35年目の節目を素晴らしい巡行のご奉仕ができますよう、35年前の私達の気持ち“伝統の祭りを私達の手で守る”、その気持を今一度、参加していただける皆様の心に持っていただき、次世代に引き継ぐためにもより一層のご協力をよろしくご支援お願いします。
参加する皆様と共に伝統を引き継ぐ喜びを、今年も皆様と共に、かみしめたいと思います。
今年もよろしくお願い申し上げあげます。
平成30年1月 京都・祇園祭ボランティア21 会長 中井 敬二
【平成29年の巡行奉仕を終えて】
平成29年の祇園祭は7月31日の疫神社夏越祭をもって終わりました。
山鉾巡行にご奉仕させていただいた京都・祇園祭ボランティア21も曳き手・舁き手・給水担当・沿道関連等ボランティアご奉仕を無事終えることができました。
終えて、京都には、いつものように暑い日が続いています。降り注ぐその光の中に、関わったすべてのボランティアが怪我もなく安全に無事終えたことに対し、皆様に感謝が満ち溢れていました。。
ボランティアの皆様のご努力と適切なご判断で怪我もなく巡行のご奉仕を終えることができましたこと、感謝申し上げます。これも、山鉾連合会 山鉾町の皆様のご指導の賜物と御礼申し上げます。
山鉾連合会理事長の岸本様は、安全に安心して禱り、見ていただける 祇園祭にすべく様ご努力されておられました。私達ボランティアも事前に救急救命講習を受講し、また、熱中症対策の塩分補給など準備し、ご奉仕の妨げににならないようにとの思いも含め参加させていただきました。
おかげさまで天候にも恵まれ、給水地点での御町内、曳き手等の皆様に冷たいお茶をお出しし、安全に巡行ができますよう活動させていただきました。
来年の山鉾巡行にご奉仕させていただけますならば、今年の反省も含め、より質を高めて祇園祭山鉾巡行のボランティアをめざしてこれからも活動してまいります。改めまして、本会活動に対し、ご協力ご指導いただきました多くの皆様に感謝申し上げます。
ありがとうごさいました。
【会長就任のご挨拶 H28.2.22】
平成28年2月22日の京都・祇園祭ボランティア21の総会において、会長の職をさせていただくことになりました、中井敬二です。
“例年通り、今年もよろしく”で始まる祇園祭。
1150年の長い時間を経て今日に繋がる歴史から見れば、当会が青少年推活動推進会議から祇園祭にご奉仕参加させていただいて本年で33回目にあたりますが、その歴史から見れば極めて僅かな時にしかすぎません。
それでも、わずかな時間でも祇園祭にご奉仕させていただくことは、ボランティアとして参加する人達の心には、大きな記憶として残ってくると思います。
曳き綱を持ち、その大きさと重さを感じ、山を舁くとき、目の前にある美術品を見ることかできる感激、巡行に参加されている人達に、冷たいお茶を出して、心より“おいしい ありがとう”との言葉をいただいた時の思い等々、参加しなければ知ることができない感動、普段は歩けない都大路を歩くことで京都の町再発見、伝統を引き継ぐ山鉾町の人達の熱意と思いを感じる時、巡行か終わり解散したときに残る心良い疲労感、そして来年も参加ご奉仕させていただきたいと気持ちがなぜか湧き出る、素晴らしいものだと思います。
どうか、京都・祇園祭ボランティア21加盟団体・個人の皆様、今まで通り、今まで以上に当会の活動にご協力いただきますようお願い申し上げます。
蛇足 中井敬二について
自営業 風間薫芳堂 線香 薫香 卸をしております。
活動母体 車いすと仲間の会 (設立より参加、本年で41年を迎えました)
体の不自由な人達の自立支援活動に携わっております。
日本自立生活センター支援事業所 監事
日本自立生活センターワークス共同作業所 監事
いよいよ今年も始まりましたが、お正月は皆様いかがお過ごしでしょうか。まだまだ寒い日が続きますがお体には十分お気をつけて頂き、また元気な姿でオリエンテーションや祇園祭山鉾巡行にてお会いできる事を楽しみにしております。
今年の祇園祭は前祭、後祭とも平日ですが皆様のご協力が無ければ出来ません。何卒、本年も宜しくお願い致します。