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KYOTO GIONMATSURI VOLUNTEER 21

御挨拶profile

本会は、京都祇園祭の山鉾巡行のボランティア活動を通して、京都の歴史と町衆の心意気を学び、会員及び青少年団体の連帯を強め、青少年の社会参加と健全育成を推進することを目的としています。

京都・祇園祭ボランティア21
 第8代 会長 関 岡 孝 繕 

 令和2年から、新型コロナウイルス感染症の影響で、2年に亘り中止を余儀なくされていた祇園祭山鉾巡行がいよいよ執り行われます。
 ウィズコロナの中、感染対策の徹底を前提にしつつ、この伝統文化の維持・継承に向け、できる限り本来の形で山鉾行事を催行されることを決意された祇園祭山鉾連合会様並びに各山鉾保存会様に対し、深く敬意を表します。
 あらためて、『京都・祇園祭ボランティア21』として参画する皆様には、祇園祭山鉾巡行に関わらせていただくに当たり、祇園祭山鉾連合会様、各山鉾保存会の皆様、八坂神社様のご理解とご協力によって受け入れていただき、ご奉仕させていただけることを念頭に、その思いを裏切らない行動をお願いします。
 特に、今年はコロナ禍ということもあり、令和元年までと同じ活動が難しい中、活動日程や打合せ方法なども大きく変更させていただき、本日も参加者全員が集まるオリエンテーションではない形での開催とさせていただきました。本日参加のリーダー・サブリーダーは、各山鉾町内の皆様としっかり打合せをしていただき、打合せ内容について良く理解したうえで、責任を持ってボランティアメンバーに伝え、当日に備えていただくようお願いします。
 さて、『京都・祇園祭ボランティア21』は皆様方のお陰をもちまして、37年目の年を迎えさせていただきました。昭和59年に山鉾8基250名でご奉仕させていただいて以来、現在では21基の山鉾に奉仕させていただき、本年より新たに山を復興される鷹山保存会様へも奉仕させていただきます。また、山鉾連合会様の旗持ちをはじめ、くじ改め場の理事付きや辻回し水担当、近年の記録的な酷暑に対応した補助要員などのご奉仕もさせていただいており、本年は山鉾巡行の様々な場面でのべ600名以上が奉仕させていただきます。これもボランティアメンバーの各人が真摯な活動結果を積み重ねた結果であります。
 当会の活動に参画する各団体の成り立ちや主旨は様々でありますが、当会の創設以来一貫して『京都の祭は京都に住む若者の手で!』を合い言葉に、「青少年の健全育成と社会参加」と「伝統・文化の継承と発展」を理念として活動してまいりました。祇園祭を通じて文化的な教養を深め、文化首都・京都で生きる社会人として大きく成長することで、必ずや、今後の京都の発展に活かされることと期待します。
 結びになりますが、毎年、当会活動にご賛同・ご協力いただいております山鉾連合会様、山鉾保存会の皆様、八坂神社様、協賛・協力団体の皆様方に厚く御礼申し上げますとともに、本年も、当会へのご理解、ご協力の程、どうぞよろしくお願い申し上げます。
 今年も猛暑が予想されます。体調には十分お気を付けいただき、事故・怪我無く巡行を終える事を心からお祈り申し上げます。

<令和2年度総会(令和2年3月12日執行)において、第8代会長に関岡孝繕を選任しました。>

公益財団法人 祇園祭山鉾連合会
 理事長 木 村 幾 次 郎 様

 
 令和2年の今年は、祇園祭創始1151年の新しいページに歴史を刻むこととなります。
 祇園祭山鉾行事は、多くの人々の努力と熱意により500年を越えて伝統を守り継承してまいりました。京都・祇園祭ボランティア21の皆様には、鉾と曳山の曳手・山の舁手としての役割だけでなく、祇園祭の種々の行事へのご協力に、そして祇園祭の宵山や山鉾巡行の「安心・安全・きれい」を目標としている我々の取り組み遂行に欠かせないのです。近年の想定外の猛暑における山鉾巡行の熱中症対策には、巡行参加者にとって力強いサポートをしていただいております。
 このような活動にご奉仕いただいておりますこと 心より感謝申し上げます。組織としての活動と、会員個々のお祭りに対するひた向きな姿は、祇園祭関係者だけでなく大勢の人々に必ずや感動を与えることと思っています。
 今年は早春から新しい病魔が世情を騒がせています。病魔退散と人々の安寧を祈願する祇園祭に 昨年同様のお力添えをいただきたくお願い申し上げます。

<令和元年11月29日 山鉾連合会理事長に木村幾次郎様が就任されました。>

35周年記念行事・年次総会の御礼

 去る平成31年3月9日、八坂神社常磐新殿にて『京都・祗園祭ボランティア21創立35周年記念式典・祝賀会』を執り行いました。
 式典に先立ち、役員・スタッフ一同にて八坂神社本殿へ正式参拝を行い、35周年を無事に迎えさせていただいた御礼を奉告させていただき、御祓いを受けました。
 午後5時半より、船鉾保存会囃子方様のオープニング演奏により開幕し、文化庁より松坂局長様、京都府より山内副知事様、京都市より門川市長様、祇園祭山鉾連合会より岸本理事長様、そして八坂神社森宮司様より、暖かいご祝辞を賜りました。
 今回は船鉾保存会囃子方の皆様にもご協力いただき、祇園囃子で使われる楽器についても非常に詳しくご紹介いただくとともに、お囃子の体験企画もあり、非常に興味深く聞かせていただきました。
 当日は、山鉾連合会の役員様、山鉾町内の皆様、そして加盟団体・協力団体の皆様方等々、大勢の皆様のご参加をいただき、また、過分な御心遣いに感謝します。おかげさまをもちまして、盛大な記念式典・祝賀会となりましたこと、一同心より御礼申し上げます。
 最後になりましたが、遅くまでお手伝いいただきましたスタッフの皆様、ありがとうございました。
 今後とも、当会へのご支援ご協力の程、どうぞよろしくお願いします。

京都・祇園祭ボランティア21 一同

京都・祇園祭ボランティア21

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